2008年11月14日金曜日

my Arduino OS計画 #1

当面、このハックOSをなんて呼べばよいか?
まぁ、もうしばらく掛かるでしょうから、ちょっと放っておきますか。

で、まずは何はともあれ、開発環境を整えます。
AVRマイコンでは、GCCコンパイラベースのWinAVRというのが一般的なようですので、これをインストールします。AVRStudioというのが統合開発環境ですね。インストールしたのはVer4.14というやつです。

で、デバッグはどうするか?
よくある手は2つです。
1つはUARTからデバッグプリントをひたすら出す方法。これは、あまりたくさん入れると、ROMメモリも食いますし、UART割込みを使うとタイミングにも影響が出る場合もあるので、注意が必要ですが、ある程度デバッグが進んでくると、非常に便利なツールになります。要はこのプログラムを実装しておくと言うことです。
もう1つは、ちゃんとしたデバッガを使用する方法。AVRの場合、JTAGですね。debugWireというRESET端子だけを使った非常に変わった手法を使うんですね。こんなの初めて。

実は、この2番目の方法を使うことにしました。
何故か?
理由は2つ。
1つは、きちんとデバッグが出来るのでとても完成度が上がること。
1つは、なんと$39という超破格値でデバッガが手に入ったので。普通あり得ませんよ、こんな価格。
ネットで調べたら、$45でKee ElectronicsというところからATMELデバッガのクローンが出ていてそれがキャンペーン中らしく、$39ということで。円高だしね、えへへへ。すぐにPaypal払いの通販で購入、アメリカはカリフォルニア州から郵送です。なんと3日で到着。


ちょっと話はそれますが、こういうツールの場合、普通はちゃんとしたパッケージに入って、保証書の1つもあるはずなのですが、そこはさすがクローン。無邪気にパッキン封筒の中に箱にすら入らず、保証書もなく、あとはソフトウェアCD(しかもCD-Rでラベルもなし!)のみ。すごすぎる〜!!なんておおざっぱなんだぁ・・・。驚きのあまり、開いた口がふさがりませんでした。こういう商売を成立させるのが、ネットなんだなぁ、と痛感した次第です。動くのかぁ〜???

話がそれちゃいました。
で、まずはデバッガを動かしてみることにしました。
見事にハマリました。AVRStudioから接続してみるのですが、コマンドエラー多発で繋がらない・・・。
えー、やっぱ安物だったからかぁ?とガッカリしばし。
と、それでもめげずに色々試していたら、わかりましたよ、ISPコネクタの接続が逆でした。トホホ。
人を疑っちゃぁダメですね。反省しています。


まぁ、そんなこんなで、とりあえず動きそうな感じです。まだROMに焼いてデバッガは動かしていませんので、もう少しハマリそうな予感はしますが、こんなのはこの仕事ではいつものことなので、覚悟はしてます。

今回はここまで。保育園に子供を迎えに行かないと。
休日は子供対応で進捗はないので、また来週になっちゃうかも知れませんが、次回は、開発環境(回路構成)第2弾ですかね。
ではまた。

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